2010年12月31日
夜間中学その日その日 (158): 蟻通信 編集委員会
夜間中学生、行動に立ち上がる!!
クリスマスの飾りが目につくだけで、師走とは思えない雰囲気の府庁周辺であった。年末のあいさつ回りなのか、来年のカレンダーの入った袋を持った人たちが府庁舎の中に入っていく。
夜間中学の就学援助と補食給食の大阪府支援の継続を求め、夜間中学生の考えを大阪府に伝え、当局に再考を求める行動は12月24日、2回目の行動である。各校夜間中学生が書いた第2弾、3弾のビラが作成、持ち込まれた。この日の参加者は58人。新たに兵庫県の夜間中学生そして、卒業生も加わった。
近畿夜間中学校生徒会連合会副会長による「団結がんばろう!!」の後、府庁舎内へ代表団を送り出した。国にも夜間中学生の想いと行動を届けようと、各政党大阪府本部にも代表を送り出した。
各校夜間中学生はゼッケンを付け、府庁周辺で街頭に立ちビラ配布活動を行なった。
「マイクを持って訴えたい」、リレートークをしようという声が起こってきた。さっそく
「私は大阪の夜間中学生です。府民の皆さん、就学援助が打ち切られ、学べなくなった仲間が生まれています。これまでどおり大阪府は支援を続けるよう、要求し行動しています。橋下知事さんに考え直すよう訴えています」
「大阪府が行なってきた府の夜間中学就学援助制度は大阪が世界に誇れる制度です」
「夜間中学で獲得した文字とコトバで書いた私たちの主張を是非読んでください」とマイクをつないでいった。
「向こうでビラもらいました。がんばってや!」「デモしなはれ!」街の反応はこうなのかもしれない。激励の声が飛ぶ。
ビラを配り終え、夜間中学生は集結。まとめの会を開いた。
府会議員団控え室を訪問した夜間中学生が報告を始めた。
「気持ちよく、受け取っていただいた。私たちの想いを伝えてきました」「一つの会派がもひとつ愛想がよくなかった」「初めての府庁。ここが私たちをいじめているところか。あったかい暖房で、ちょっと始末してまわしてくれたらええのに」
民主党大阪府本部を訪問した夜間中学生は「国会でも私たちの行動を取り上げ、就学援助、補食給食のことを考えてくださいとはなしてきた」と報告。
卒業生は「在学していたとき、喋る内容はあらかじめ考えて、マイクを持っていたが、突然、マイクがまわってきて、十分話せませんでした。みなさんがんばっていきましょう」
「応援のために来たのではありません。私自身のために来ました」と語った兵庫県の夜間中学生に大きな拍手が起こった。
2011年1月早々の3次行動での再開と再会を期して、夜間中学生はもう一度「団結がんばろう!!」の発声し後散会した。
(2010.12.24)
2010年12月31日 10:03
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