2011年1月12日
メディア・ウォッチング 「マスコミ主筆が社会を変える!」 ケイ・イシカワ記
渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長・主筆が社会を変えるか?
優れたジャーナリストがいるのではない、実は いない という意のことを述べ、要は「伝えるべきを伝えているか否か」、尺度はそれだけ・・・・ と 評論家の内橋克人氏 は主張しておられる。
2010年12月12日
三室氏のコラムに寄せて『21世紀の"デジタルゲバルト"』ケイ・イシカワ
日本政府や軍の暗号も戦前から米国情報部に解読されていいました。
ところが1991年になってソ連との長い間の冷戦に勝って緊張が弛んだのか、米国はインターネットのインフラと技術の開放を始めたと思います。
小生は1991年頃から米系の通信社で若く優秀な米人がアメリカ軍でネット体験を積んでいるのをまのあたりにしました。
デジタル化された情報の流失は簡単で、それらの情報ををすべてインターネットで吸い取ろうというのが米国と軍の方針だったと思います。
グーグルもその方向でうまくやっているのだと思います。
ところが情報を取るほうが盗られるのが今回のリークでこれはデジタル情報の宿命みたいなものでしょう。
壁に耳あり、障子に眼ありで、情報は洩れやすいものでしょう。
アタッシェケースに手錠をはめて持ち歩くくらいの慎重さで秘密情報を管理する時代は終わっています。
『"WikiLeaks発世界恐慌"』ということにも「触れておられますが、
このWikiLeaksの活動は9.11同時多発テロ同様の打撃を世界の為政者に与えています。
9.11は21世紀のあたらしい戦争だということでしたが、
WikiLeaksやそのミラーサイトは同様の爆発力をもっているのではないでしょうか?
ノーベルはダイナマイトで富を得ましたが、
このダイナマイトに相当するWikiLeaksの暴く力は
将来WikiLeaksPrizeを出して喝采を得る力になるでしょうか?
マルクスの経済学批判が土地や資本という魔物支配の魔術を暴きました。
"あばく"ゲバルト、21世紀の情報革命をさらにパワーアップさせるWikiLeaksはマルクスの"資本について"と同様に世界を変革する力をもち、いわば"デジタルゲバルト"なのでしょうか?
2010年11月30日
メディア・ウォッチング 『崖っぷちの民主党政権』 ケイ・イシカワ記
風前の灯火というイメージが明確に浮かび出ている菅内閣。
菅直人さんは市民運動出身であり、この点では米国のオバマ大統領と共通だという。
贔屓目に見ると、それだから日米がある程度親密さを回復出来たのかも知れない。
お金をかけないで選挙活動を!という掛け声で市民運動を展開してきた若き菅さん。
厚生大臣時代には薬剤エイズから被害者を救済するべく大活躍。
大鉈を振るった。
民主党政権:古い体制からの脱却を目指した小鳩政権から替わって政権の担い手となり、清廉な、実行力ある首班として期待された。
菅直人さんが最初に掲げた"不幸を最少にするという路線"を徹底追求していたら、不支持率98%前後(ネット上)という不人気はなかったろう。
第一次菅内閣で、まず消費税を上げ、法人税を下げるという、不幸を最少にするという路線と真っ向から反する増税問題を選挙で取り上げて、大ブーイングを喰らった。
消費税を上げ、法人税を下げるという上滑りの言葉で民主党・与党は参院選で大敗北、そこでは多数派から失墜、いわゆる"ねじれ国会"になった。
小沢氏と党の代表を争う選挙では清廉イメージで辛勝、第二次菅内閣が出現。
ここでやや支持率を回復。
しかし党代表選挙当時、国交大臣であった前原さんが暴走、公務執行妨害の嫌疑で中国人船長を逮捕拘留、
これが拘留延長になり、中国の激しい抗議・抵抗にあって処分保留で釈放。これで支持率急落。
海上保安庁が撮った数十時間のビデオの公開問題でも非公開にこだわり続け、支持を失う。
前原外務大臣の不用意な北方領土問題発言でロシア大統領のやる気を呼び覚まして日本の領土であるべき北方領土にロシア大統領訪問をいたずらに訪問させる結果を生んだ。
"右翼"の前原さんをおさえられない菅直人さん、支持率さらに急落。
唐突なTPP(アメリカを中心とするトランスパシフィックパートナーシップ)問題でも前原さんの強硬路線に乗って多くの支持者を失っていく。
これでも内閣支持率急落。
神風かと喜んだ北朝鮮の韓国砲撃(延坪島)事件でも、あたふたして対応不十分・後手にまわって支持率急落。
仙谷官房長官・まぶち国交相への問責決議案が通って、死に体となったという極言さえ見られる。
各地の地方首長選挙で民主党は敗退傾向がくっきり、来年の統一地方選をどう乗り切るか?
党内で議論噴出となり、内紛が絶えなくなる悪循環が予想され、民主党は弱体化必死だろう。
1%の支持率でも政権から降りないと囁かれ、"右翼ファシズム"へ傾斜への懼れさえ感じさえる菅直人さん。
このままでは持たないだろう。
金看板の事業仕分けも色させつつある現在、神風も吹かないだろう。風前の灯火か菅内閣。
数十年間のながきにわたる自民党政権 経験は豊富。だからこそも官(霞ケ関)を頼って政権運営をやってきた。
高度成長期はまだしもデフレで経済縮小期には舵取りは政治主導でも官僚主導でも至難の業。
経験も浅く、政治主導はなおさら有言実行は難しい。
風前の灯火というイメージが明確に浮かび出ている菅内閣。
霞ヶ関頼りの菅さんのもう一つ顔、政治主導で命懸けで有言実行の"トップガン"的に計画遂行すべし。
千万人といえども我行かんという気概で一人でも闘って、有言実行をやり遂げて亡くなった高杉晋作をみならってほしい。
2010年11月30日 10:35