2010年6月19日
コラム風「柳宗悦の世界」:片山通夫
5月のある日、ふと柳宗悦という人の本を手に取ってみる機会があった。文庫本で「民藝紀行」という。 筆者は以前北陸のある資産家が、私設の民芸館の収蔵物の写真をすべて撮影したことがある。それで「民藝」という文字が懐かしかった。
2010年5月 8日
コラム「風」メディアに問う:片山通夫
連休中に鳩山首相が「おっとり刀」で沖縄へ出かけた。新聞各社の評は首相にとって散々だ。しかし「ちょっと待って」と言いたい。なぜ昨年夏の総選挙時の民主党への支持が下がったのか?無論首相自身や小沢幹事長の金の問題が大きく響いていると理解できるが。
2010年4月24日
コラム風「め・ざ・せ!ピューリッツァー賞」:片山通夫
報道の一つのスタイルに「調査報道」というものがある。先日、ピューリッツァー賞を米国の非営利オンラインニュースサイトProPublicaのシェリ・フィンク記者がネットメディアで初めて受賞した。
2010年3月27日
コラム風「閉ざされた海に思う」:片山通夫
次の詩は宮沢賢治「オホーツク晩歌」の一節だ。
海面は朝の炭酸のためにすつかり銹びた
緑青のとこもあれば藍銅鉱のとこもある
むかふの波のちゞれたあたりはずゐぶんひどい瑠璃液だ
チモシイの穂がこんなにみぢかくなつて
かはるがはるかぜにふかれてゐる
2010年2月27日
2010年1月30日
コラム風「春まだ浅き・・・」:片山通夫
もう来週には立春を迎える。立春の前日が節分。季節の分かれ目を言うとか。ことさらこの立春の前日が節分と言われるのは、一年の境を冬から春へ移る時期をさすことによるそうだ。話は変わるが、鳩山政権が沖縄普天間基地の移設問題で揺れている。今週初めの名護市長選で民主党も押した基地移設反対派の市長が当選し、余計この問題を難しくしているように見える。
2009年12月26日
コラム風「閉そく感が覆う」:片山通夫
閉そく感。閉塞感と書く。意味は「出口がふさがれて先へ進みようがない状態を指す」ことだ。現在の日本はこの閉そく感に覆われているように見える。政府も様々なメディアもこの状態を打破するべきだと訴えているが、掛け声だけであまり効果はない。経済の落ち込みと停滞がそうさせるのだろう。
2009年11月 7日
コラム風「木枯し寒く・・」片山通夫
冬という季節の到来を予感させた今週だった。大阪には木枯し一号が吹いたと気象庁の発表もあった。木枯しとは西高東低の冬型の気圧配置になったとき、北寄りの風速8メートル以上の風が吹くとその風を指すのだそうだ。北寄りの風はユーラシア大陸から日本に向かって吹いてくる季節風のことだとか。日本海側では時雨となり、太平洋側では乾燥した風となる。
2009年10月 3日
コラム「風」 映画・鉄道員とJR西:片山通夫
1999年と言うから、もう10年も前の映画に「鉄道員(ぽっぽや)」と言う映画があった。もうすぐ廃線になる北海道の小さな駅を守る定年直前の愚直な男(高倉健)が主人公の渋い作品だ。原作は浅田次郎。1997年の直木賞受賞作品を映画化したものだった。ストーリーは極簡単なストーリーだったと記憶している。不器用なまでもひたむきに鉄道マンとして生きる一人の男の物語である。心底、鉄道が好きなのだろう。それに加えて責任感の塊(かたまり)のような主人公だった。
2009年9月 5日
コラム「風」マニフェストは絵に描いた餅ではない:片山通夫
「小泉改革と称する改革」の総括ともいうべき総選挙が行われた。結果はご承知の通りである。ついに、自民党が解党の危機を迎えているように見える。いや、自民党のみならず、公明党もである。
2009年8月 1日
コラム・風「アイヌ民族考」:片山通夫
アイヌ民族を我が国の先住民として認定し、政策を確実に推進していくための新たな立法措置を、政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京都大名誉教授)が求めた。松浦武四郎の例を引くまでもなく、先住民として北海道などに、アイヌ民族は住んでいた。
2009年7月 4日
コラム「風」七夕:片山通夫
七夕の伝説は中国からやってきた。天帝の怒りに触れて、年に一度の逢瀬を楽しみにしている織り姫と彦星の物語は子供の時から教えられた多分に儒教的な物語である。
2009年6月 6日
コラム「風」雨の棚田:片山通夫
雨が降りしきる中、美作の国(岡山県)に向かった。美作といっても、現在の美作市ではない。美咲町。津山といったほうが理解が早いかもしれない。
最近のコメント