2010年11月18日
沖縄市民平和講座(森口康秀):toyozato tomoyuki
2010年11月11日
「紛争・被災・貧困を撮る ~報道撮影現場の実際~」
講師=森口康秀(フォトジャーナリスト)
講座内容:
長きに渡るユダヤ人差別を経て、第二次世界大戦では600万人ともいわれるユダヤ人が大虐殺された。
生き残ったユダヤ人たちは安住の地を求め、1948年にイスラエルを建国。
しかしそこには既にアラブ系民族であるパレスチナ人が先住していた。
失地奪還のためゲリラ化するパレスチナ人、国土防衛のため女性にまで約2年間の徴兵を課すイスラエル。
「戦わなければ滅びてしまう」という究極の状態で60年以上を過ごす人々の暮らしとは・・・。
現地で撮影した写真と取材で得たストーリーでイスラエル・パレスチナを語りたい。
「紛争・被災・貧困を撮る ~報道撮影現場の実際~」
講師=森口康秀(フォトジャーナリスト)
講座内容:
長きに渡るユダヤ人差別を経て、第二次世界大戦では600万人ともいわれるユダヤ人が大虐殺された。
生き残ったユダヤ人たちは安住の地を求め、1948年にイスラエルを建国。
しかしそこには既にアラブ系民族であるパレスチナ人が先住していた。
失地奪還のためゲリラ化するパレスチナ人、国土防衛のため女性にまで約2年間の徴兵を課すイスラエル。
「戦わなければ滅びてしまう」という究極の状態で60年以上を過ごす人々の暮らしとは・・・。
現地で撮影した写真と取材で得たストーリーでイスラエル・パレスチナを語りたい。
森口康秀さんは国内外で撮影活動をするフリーランスの報道写真家だ。
東京/埼玉、沖縄、ポ-ランドに活動拠点を置く森口さんの語りに引き込まれる。
報道写真だけでは食えない十数年があり、アルバイトのテント建てなどの鉄骨作業員をする。
何カ月も撮影取材に行ったりすることのできる仕事といえば人が嫌がるキツイ仕事だ。
そう腹をくくる森口さんは鉄骨作業員をして食えない時期をしのいだという。
打てば響く太鼓ではないが若い18歳から30代くらいの人にぜひ聞いてほしい話だと思えた。
フォトジャーナリストの存在意義をまざまざと感じさせる言葉があった。
「(存在さえ)無かったことがない様に記録している」
生まれてきたからには人の生涯はいつかは死を迎える。
その生涯を生きていてもしょうがないと思わせる状況に追い込まれている人々がいる。
もちろん日本の現代社会においても生きていてもしょうがないと思える現状はあり得る。
石を投げることで褒められる少年たち。
彼らは、イスラエル軍に撃ち殺されるのを撮れとジャーナリストに訴える時、やはり生きていた証を「(存在さえ)無かったことがない様に記録し」てほしいと願う。
私は沖縄にしがみ付いているだけの視野では駄目だと思った。
もっと客観的にメッセージすべき点があるように思えた。
日本本土全体と沖縄県民との温度差のようなものを感じた。
沖縄県民の意見をどう日本本土にプレゼンすべきかを考えさせられた。
講座の後に森口康秀さんとゴヤのパラミラ通りにあるカフェバーでビールを飲む。
沖縄市で最愛の女性と出会いウチナームゥーコ(沖縄婿)になった森口さんの視点は沖縄にとってはシビアなところがある。
大多数の本土の日本国民の動きを中央にいたからこそ見えてくる切り口で語る。
私は沖縄に生まれ育った者としての視点で日本本土の人々にも共感を得ることができるか模索している。
そんな中での出会いだった。
今回の講座のイスラエルの話もそうだが世界の現場に存在した現状をもっとより多くのウチナーンチュ(沖縄の人)にも語ってほしい。
なにも有名大学出身の人ばかりが語るのが全てではない。
もっと現場の現状を体験してきたメッセージを聞きたくなった。
フリーのジャーナリストでやっていくにはやはり自分の名前に責任を持たなければならない。
その名前の信頼性が大事だと森口康秀さんも言う。
私は報道写真だけで食っていくにはまだまだ。
同職種の先輩と有意義なお話を聞くことができた。
感謝!!
森口康秀
= http://www.ttl-news.com/moriguchi/profile.htm
2010年11月18日 18:08
ご意見・ご感想は読者の広場もしくは、下記のコメント欄へ
※コメントについて
著作権上問題があるおそれがある内容、特定の個人・民族・法人等への誹謗中傷、またアダルト・サイトへの誘導などの書き込みがあった場合、管理人の判断で断りなく削除します。